Aさん 45歳 会社員 月収手取り35万円
平成18年頃住宅を購入したAさん、当初は順調にローンを返済していましたが、不況で給与が思ったほど上がらず、ボーナスも減額。子供の教育費や生活費など、不足分を借入で補填するようになりました。おまとめローンをしてみたり、奥さんもパートに出るようになりましたが、状況は好転せず、借入をかえって膨らます結果となり相談に来られました。
Aさんの住宅ローン残高・・・2000万円・・・毎月の支払 8万円
Aさんの住宅ローン以外の借入総額・・・600万円・・・毎月約14万円を支払に充てていた
@住宅ローン以外の借入総額600万円の5分の1相当額→120万円
AAさんの財産総額
現金 | 手持ちの現金 | 5万円 |
預貯金 | すべての預貯金残高 | 10万円 |
積立金 | 勤務先等での積立金総額 | 20万円 |
退職金 | 8分の1相当額 | 70万円 |
保険 | 解約返戻金額 | 0円 |
自動車・バイク | 査定額(ローン支払中のもの除く) | 10万円 |
不動産 | 査定額とローン残高の差額(マイナスの場合0円) | 0円 |
その他の財産 | 0円 | |
合 計 | A 115万円 |
個人民事再生(住宅ローン条項付)が認められた結果 |
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住宅ローン以外の債務は5分の1額(120万円)に圧縮 毎月約3万3000円を3年間支払っていけばよいことになりました(住宅ローンの支払は今までどおり) |